啓発・広報事業平成26年度 ナカヤマコウヨウクジラ展

期間:平成26年12月6日~12月16日
場所:いわき明星大学厚生館一階談話室

 いわき市はフタバサウルススズキィや巨大アンモナイトなど、世界的にも貴重な化石が産出される事で知られています。展示会では平成7年にいわき市中央台(現在の光洋高校前の法面)から発見された原始的なヒゲクジラの仲間で、新種の可能性があるナカヤマコウヨウクジラの産出骨格を始めて公開しました。また同じ海に生息していた小型のウミガメの仲間シロムスや、大地に生息していた古いタイプのイワキゾウなど、同じ地層から産出した化石を展示しました。

 展示の他にも、鈴木直氏による講演会、オリジナルゆるキャラマスコットのフィギュア制作、塗り絵、化石クイズを実施しました。

【ナカヤマコウヨウクジラの産出骨格】

 ナカヤマコウヨウクジラは、平成7年光洋高校近くの道路工事中に、その法面から発見されました。古いヒゲクジラ類で、新属新種の可能性がある貴重な化石です。産出したのが光洋高校付近だったことと、産出地層名からナカヤマコウヨウクジラと名付けられました。

【ナカヤマコウヨウクジラの生態図】

【発掘の様子】

【産出状況】

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